ほっぺた落ちる

食、語学、ドイツものがたり。

002 語学できないままドイツで仕事? 茶葉専門店の幸運とポイント

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 美味しい!楽しい!

 

 とある茶葉専門店に足しげく通っていたら、店長さんから「ここで働いてみないか」と言われた。

 

 本当に幸運だと思う。

 

 転職エージェントに登録したものの、英語TOEIC600点、ドイツ語telc B1(とるのにほんとに苦労した。)では職に就くのはむずかしいと言われたばかりだった。語学力が中途半端なのだ。

 

 ドイツ語の試験は、国外にも通用するテストGoethe(ゲーテ)と、国内向けテストtelc(テルク)がある。どちらも初級A1・A2、中級B1・B2、上級C1・C2と6段階のレベルがあって、外国人が住んで日常の生活を送るにはB1を、働きたいならB2を取得していることが望ましいらしい。いったん職探しはやめてB2を目指そうとしていた。

 

 とは言え、B2になるとグッと授業や試験レベルが上がる。ついていけるかな、大丈夫かなと心配していたところに、茶葉専門店のお話が転がりこんできた。ありがたいなあ。

 

「幸運だけじゃないよ」とナツさん。ナツさんなりにチャンスが舞いこんだ理由を分析すると、次のようになる。

 

  1. まず、お店に足しげく通っていた。つまり、茶葉に興味があることを示した。
  2. 次に、お茶のソムリエの社内資格について店長に質問したり、この会社で働きたいと話してたりしていた。つまり働く熱意があると判断された。
  3. そして、私は茶道をしたことがあった。つまりお茶に関係する経験があると評価された。
  4. 最後に、私自身が店の雰囲気に合っていると見てもらえた。

 

 どれも店長さんから言われたわけじゃないので、推測に過ぎない。ただ、ドイツ系の企業に就職したいと思うなら熱意が大切だよ、と知人から教えてもらったことがある。自然に興味を持ったことが、この幸運につながったのかもしれない。とにもかくにも、ProbeTag プロべタァクといわれる「お試し日」が決まったのだった。

 

 正式な労働契約にこぎつけるためにするようにアドバイスされたことが二つ。

 

  1. 商品説明の冊子を読み込んで覚えてしまうこと。
  2. プライスリストを暗記すること。

 

 熱意を示すとともに、自分自身が店員に適しているのだということをアピールする。ゼイハア言いながらやっとこB1を取っただけだもの。きついきつい。運命の日を迎える前に、この二つをどれだけこなせるか。いざ…!